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メリル映画 放映情報(BS/CS)
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スターチャンネル (4/20 4/29)クレイマー、クレイマー
スターチャンネル (4/27)恋におちて
女性チャンネルLaLa(4/30)マダム・フローレンス!

ジェームズ・ウッズ(AFIメリル)

2016/06/10 comment: 0

*ホロコースト/TV

AFI
メリル・ストリープ(2004)AFIの生涯功労賞受賞
AFIのトリビュート・スピーチ、紹介できていないものもありますが、(このブログで)大トリを飾るのは~ジェームズ・ウッズ(^^)TVドラマ『ホロコースト』(1978年)でメリルと夫婦役で共演しています。

このスピーチはとっても感動するスピーチです。



4夜連続放送のTVドラマ『ホロコースト』(1978年)はエミー賞でメリルが主演女優賞を獲得するなど脚本、監督賞とで3賞を受賞しています。そして共演の方が5人ノミネートされています。(ア○ゾンで8部門受賞となっていますが)


ジェームズ・ウッズは全米でトップ10に入るほどのIQの持ち主

9.11事件の時には、飛行機に乗るためボストン空港にいたところ挙動の怪しい3人組を見つけ犯人にバレないようそっとメモを書きスチュワーデから機長に渡してもらい、その便はテロの回避になったそうです(数日後に9.11事件)。その後ずっとFBIに協力を強いられ、大変だったようですが(^^;)


ジョン・カザールについて

実はこのトリビュート・スピーチは、初めの頃は英語がちゃんと聞き取れていないこともあり、あまり好きではありませんでした。

メリル・ファンなら避けては通れない、42歳という若さで病死した元恋人ジョン・カザール。彼の話に触れているため、メリルが辛そうな表情を浮かべているのです。会場もメリルの最大のタブーに触れているので微妙な雰囲気になります。

ジョン・カザールについては、メリルが口を閉ざしています(もともと私生活は語らないんですが)。彼のドキュメンタリー映画(2009年)を制作するにあたり、メリルの出演交渉には1年半。なかなかYESの返事をしなかったようです。メリルのそういった姿勢から、このブログでも彼について書かない方がいいか迷いましたが…。



以下思いっきり私見です。

彼の死はメリル・ストリープにとって哀しい出来事です。けれど私自身も何人か大切な人との死別を経験し思うには、誰の死が一番哀しいか、事故で突然いなくなるのと最期まで看取るのとどちらが哀しいか、哀しみは比べようがないんですよね。

メリルも恩人や親友、親との死別、家族の看病などいろいろ経験していますが、ことさらジョン・カザールとの死別だけがクローズ・アップされ、悲劇的に思われる。病気を患っている役や、誰かを看病する役のときは必ず彼についての質問を受けています。

『プリティ・ウーマン』のリチャード・ギア、『レオン』のクレイジーな警官役ゲイリー・オールドマン。後に出演を後悔しています。それはイメージが固定されてしまい、いつまでたってもそのイメージがつきまとうからだそうです。

メリルも恋人を亡くした「悲劇のヒロイン」のイメージが固定されるのは避けたかったと思います。そしてジョン・カザールのドキュメンタリーへの出演に難色を示したのは、自分が出演すると「悲劇」に注目がいき、彼の俳優としての偉大さの話が霞みかねないからではないでしょうか。

敢えて元記事は探しませんが。メリル・ストリープは彼について語らない理由を
「話すたびに、みんなにとって、より興味深くなるよう話をしなければならない」「物事は変化するもの」
とだけ語っているインタビュー記事が記憶にあります。

メディアや読者が求める悲劇的な哀しい話を涙ながらに話す。またはメディアによって感動的な美談に仕立て上げられる。その時は心から一番愛していた人でも、後に旦那さんとの出会いがある。

――ドン(夫)がいなければ私は生きてはいなかったでしょう。少なくとも心は。


ジェームズ・ウッズのスピーチのご紹介

このジェームズ・ウッズのトリビュート・スピーチは、最初に笑いを得たあと、深い哀しみから心温まるエピソードへと話が流れます。

信頼関係があるからこそタブーに切り込み、メリルの演技自体には敢えて触れないで、女優人生を支えている旦那さんの存在とメリルの人生を称えるという、すばらしい離れ技(^^)2分間でそれをこなしているのがスゴイ。メリルとドンの表情がすべてを物語っていて、とっても感動するスピーチです。

スピーチ後はメリルに「辛い話をしてごめんね」という仕草をステージからしていて、メリルとのやりとりに和みます(^^)←最後までよく見たらカットされていましたが(笑)
AFIからUPされていた以前の動画では、スピーチの後、「さて。メリルをかつて引っ叩いた男がいますが誰でしょうか」「どわすてぃ~~ん、ふぉふま~ん」(会場爆笑)→『クレイマー、クレイマー』の紹介映像、という流れで面白かったんですが、カットされています。



(AFI公式より)



↓間違いあり英文↓ 
――James Woods (a tribute to Meryl Streep)
I had an affair with Meryl Streep (laughter) every single night for 4 and a half months, say that's a big fat lie, by the way, never happened. We actually pretended to have an affair on "Holocaust" in 1977 in Vienna Austria, but this is actually a love story and I actually am only a bit player.
At a time there was a tragedy happening in her life, when a loved one close to her was terminally ill, and sadly, right after... the production of "Holocaust"... passed away. He was lucky enough to have, as the last vision of his life, Meryl's lovely face. I came back to New York for the network screening of, never forget it, this little screening room. And that morning I said to Maryl, "how do you feel? Do you feel like dating you, or your... opening up your heart yet?" She said "No. I just really feel like... it's not time yet, I haven't seen anybody, I've just been, you know, just trying to get to the days." And her brother, Harry Streep the third, and walked up to us then said "Jimmy, Meryl" and "I'd like you to meet a friend of mine Don Gummer". I can look over and I see Meryl look up at him and look back at me, and... you were blushingggggg. (laughter) ... then she held up hand to shake hands with him. And he went down, and kissed her hand, and there was a little tiny spark that became, I believe, the greatest love affair above the 20th century. (applause)


↓意訳・誤訳あり↓ 
僕はかつてメリルと関係を持ったことがあります。4か月半の間、毎晩毎晩。まぁこれは大ウソで、何にも起きませんでした。我々は関係を持っているかのように演じていただけです。1977年のオーストリアのウイーンが舞台の『ホロコースト』でね。だけど(今から話す)この話は本当にラブストーリーで実際僕は単なる端役です
その当時メリルには哀しい出来事があって、彼女の大切な人はだいぶ容態が悪かったのです。哀しいことに『ホロコースト』の撮影が終わったあと彼は他界しました。けれど彼はきっと十分幸せだったと思います。最期まで美しいメリルと過ごせたのですから。僕はこのテレビドラマのスクリーニングのためにNYに戻りました。その小さな映写室でのことが忘れられません。僕は彼女に話しかけました。「調子はどう?もう誰かとデートしたり心の中を打ち明ける気になれそう?」彼女は「いいえ。まだそれどころではないわ。誰とも会ってないの。そんな日が訪れるように、ただがんばってるところよ」。すると彼女の弟ハリー・ストリープが僕らのところへやってきて、「ジミー、メリル」「僕の友達を紹介するよ、ドン・ガマーだ」。-- ここわからないw -- メリルが彼を見上げ、そして僕の方を振り返ったとき、、、メリルの顏は真っ赤っ赤~(だったね)。そのあと、彼女は握手するためにそっと手を差し出し、ドンは彼女の手にキスをしました。その瞬間ささやかな恋の火花がきらめき、後に、間違いなく20世紀最高と言える恋物語になったのです。




ジョン・カザールの最期について少し書いています(記事の最後あたり)。これを知っていると感動倍増です。
映画デビュー前のメリル



次回はメリルのAFI受賞スピーチの紹介です(^^)

※先日のケヴィン・クライン(AFIメリル)(別窓)の記事を追記/訂正しました。スピーチの話は側転の話ではなかったようです。もし既に読んでしまった方は ( ̄^ ̄)ゞ すみません。




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プロフィール

Author:ゆるり
見る映画は映画全般ではなく、ほとんどメリル・ストリープ映画だけ。未見作品もまだまだありますが、映画の制作裏話やメリルのスピーチやトーク番組を紹介しています。

(注)最新情報をお届けすることはなく、ひたすら過去のことを書いています。英文や和訳は間違いだらけですので参考程度にお願いします。
(2015.9.14 ~)

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