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『幸せをつかむ歌』の感想と制作裏話

2017/01/27 comment: 0

幸せをつかむ歌

ケヴィン・クライン
※紹介動画なし
映画の感想を書いています。リッキー(メリル)の元夫役のケヴィン・クラインを中心に、制作裏話をご紹介(^^)
――元夫役のケヴィンが語るリック・スプリングフィールド


2017/04/27追記
ジョナサン・デミ監督のご冥福を心よりお祈りします( ̄^ ̄) 朝からショックなニュースでした。


『マダム・フローレンス!夢見るふたり』を見に行った後、5日後にこの映画(DVD)を見ました(^^)これも楽しみにしていた作品です。

フローレンスの音痴な歌が感動とともに脳内BGMとしてずっと鳴り響いていたのですが、この映画での弾き語り「Cold One」(オリジナル曲)が見事に消し去りました。メリル・ストリープの最大のライバルはメリル自身じゃない?という感じ(笑)

元の声は高めなメリル。この映画ではロック歌手として低めのハスキーボイスで歌っていて、それだけでもすごいのに(笑)マダム・フローレンスでは超高音で音は外しながらも歌い上げ、どちらも「音楽」への熱い情熱が別物(別人)で伝わってきてメリルの音域の広さと表現力に脱帽です。と、、、2作品まとめて褒めちぎる(笑)


『幸せをつかむ歌』 (2015年)Ricki and the Flash

あらすじロック歌手としての夢を捨てきれず家族を捨ててまで挑戦したものの夢叶わず、場末のバーで歌いながら昼間はスーパーのレジ係をして何とか生活しているリッキー(メリル)。そんなリッキーのもとへ、娘が離婚して落ち込んでいると元夫ピート(ケヴィン・クライン)から電話が入り元家族のもとに駆けつけたリッキーですが、成長した子どもたちは冷ややかな態度で――というお話です。

ricki and the flash
『ソフィーの選択』で哀しい最期を遂げたふたりが、こうなったか(笑)どちらも別人に生まれ変わっていましたね(笑)ケヴィン・クラインの役どころは下手するとお飾り程度になりかねないのに、きっちりとリッキーの元夫、元家族としての過去を醸し出しリアリティがあって、「復縁してもいいんじゃない?」と思ってしまいました(^^)

鼻歌程度でもメリルとケヴィンが一緒に歌うシーンがあるかな?と期待していたのですが、それはありませんでした。そんな二人なら、リッキーとピート(ケヴィン)はやり直すこともできたのでしょうね。


『マンマ・ミーア!』でドナの全身に刺青を入れたかったメリルですが、ドナよりももっとお行儀の悪い(笑)売れない場末のロック歌手として、この映画で刺青を入れてきました。

親子共演で話題の実娘メイミー・ガマーとは、監督から撮影中は会話をしないようにと指令が出たメリル。「リッキーの中にある母親はもとめていない」。メイミーは監督・スタッフからも総スカンをくらい、見事にズタボロ!の女性に仕上がっていて臭いまで伝わってきて(笑)すごかったです。監督は「敢えてそうするよ」とメリルにだけ伝えていたそうです。

劇中いろいろ印象的なセリフがありますが、リッキーの弾き語りで「私が出て行くとき誰も引き留めなかった」と歌うシーンが私には一番ズシッときましたねぇ。
存在すら否定されている居心地の悪さ――。家族を捨てて出て行くシーンはないのに、その情景が見える気がして。あっぱれ。

Meryl StreepNo one has ever said to me, "Why didn't he just go with her?"
これまでに誰も私に聞きませんでした――「何故彼(夫ピート)は彼女といっしょに行かなかったの?」
夫が妻の夢に付いて行くという選択肢はなかったのか、逆ならあり得ることなだけに考えさせられます。



バンドメンバー

Meryl Streep
「リック・ロサスに捧ぐ」とエンド・クレジットにある通り、リッキーのバック・バンドのベース役リック・ロサスはこの映画の出番を撮り終えた2週間後に病で急逝されました。

また、キーボード役のバーニー・ウォーレルも昨年(2016年6月)に病で亡くなりました。バンドメンバーの方は以前書いた「ニール・ヤング」の記事でいろいろ調べていて「みなさんスゴイ方なんだ~」とはじめて知ったのですが、映画冒頭の演奏シーンは感慨深かったです。ライブシーンは迫力満点でミュージックビデオを見ているようでした(^^)

「Bad Romance」は全部聞きたかったなぁ~。少しだけで終わってしまいましたが鳥肌もんでした。劇中ジャーニー の名がセリフでちょこっと出てきて、私が自分で買った洋楽CDはジャーニー (Journey) とブラー(Blur)だけなので、嬉しくなりました。守備範囲は狭いんですけど、いいところ守ってた!という感じ(笑)

CDも発売されています。この映画のサントラかと思っていたら、「リッキー&ザ・フラッシュ」のアルバムとしての発売なんですね。それも含めて、邦題のぉ、、、ゴニョゴニョ。


恋人役のリック・スプリングフィールド

Ricki and the Flash
劇中のリッキーの恋人役のリック・スプリングフィールドがカッコ良かったです(//▽//)思わずYoutubeで「Jessie's Girl 」を探して見たら、これまたカッコいい!!動画めぐりをしてしまいました。
Jessie's Girl /Rock am Ring 1985(YouTube 別窓)

(ハリウッドの)俳優さんは歌が上手いのと同じで、ミュージシャンって演技が上手いですよね。表現力を武器に感動を与える仕事だからでしょうか。リックのセリフにしびれました(^^)
ケヴィン・クラインリッキーの元夫として僕はリック・スプリングフィールドにとても嫉妬していました。あんなイイ男があんなに上手にギターを弾いてはいけません。あんなに上手に歌ってもいけません。ましてやあんなに上手に演技するなんて。(HotPress Interview)


メリルとリックのインタビュー動画をご紹介したかったのですが、それも書くと長い(笑)また別の機会にでも(^^)


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プロフィール

Author:ゆるり
見る映画は映画全般ではなく、ほとんどメリル・ストリープ映画だけ。未見作品もまだまだありますが、映画の制作裏話やメリルのスピーチやトーク番組を紹介しています。

(注)最新情報をお届けすることはなく、ひたすら過去のことを書いています。英文や和訳は間違いだらけですので参考程度にお願いします。
(2015.9.14 ~)

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