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【2018/6月~】お知らせ

ここ最近は更新が月1~2回になっていますが、
マイペースでやっていきます~



ゴールデングローブ2017 メリルの受賞スピーチ(一部和訳)

2017/01/13 comment: 2

└ 名誉賞など


GG賞でのスピーチ英文の最後のブロック「もう1つだけ~」のところからの私の和訳です。



受賞スピーチの動画、全英文(引用)、全和訳(引用)はこちら↓
メリルの受賞スピーチについて


GG賞でのスピーチ英文の最後のブロック「もう1つだけ~」のところからです

The New YorkTimesより引用
One more thing: Once, when I was standing around on the set one day, whining about something ―― you know we were gonna work through supper or the long hours or whatever, Tommy Lee Jones said to me, “Isn’t it such a privilege, Meryl, just to be an actor?” Yeah, it is, and we have to remind each other of the privilege and the responsibility of the act of empathy. We should all be proud of the work Hollywood honors here tonight.

As my friend, the dear departed Princess Leia, said to me once, take your broken heart, make it into art.



トミー・リー・ジョーンズがメリルに言った言葉の和訳は難しいな~と苦戦していた箇所です。いろんなニュース記事でプロの翻訳家の方々による和訳があるし、英語素人の私が自分で和訳するのはあきらめたのですが、思い直して最後のブロックだけ頑張ってみました。

以下わたしなりの解釈です。


メリルが友人から言われた言葉
トミー・リー・ジョーンズ:Isn’t it such a privilege, Meryl, just to be an actor?
キャリー・フィッシャー:Take your broken heart, make it into art.
(cambridge dictionaryより) privilege:an opportunity to do something special or enjoyable
和訳でよく使われる「特権」の意味の中に、楽しさや喜びなどの特別感も入っているんですよね。



サッチャーの撮影で12時間立ちっぱなしでの撮影もあったとメリルは言っていましたし、俳優さんの苦労はたくさんあるのでしょうね。ここでは、長時間撮影などに対して泣き言を言っているメリルにトミーが言った言葉。
Isn’t it such a privilege, Meryl, just to be an actor?
わかりにくくしているものを取って、見やすくすると it is [not] a privilege to be an actor?

(直訳)「それが喜ばしい特権じゃない?メリル。俳優であることの」

――具体的に、この場面での(メリルとトミーのFunnyな人柄も含めて)俳優業の特権を考えると(妄想ともいう)
・お腹へった~!早く帰りたい!など泣き言を大声で言ったとしても、映画(仕事)を見る観客(顧客)には絶対に100%バレない
・映画の中では脚本や演出がありますが、カメラがまわっていない素の自分のときは自由に何でも言える喜びを味わえる

あたりでしょうか。こーゆうことを考えるのが私は楽しいのです(笑)一般人からみた「特権」は高額ギャラなどでしょうけれど、役者から見た俳優業の「特権」とは違うと思うのです。

役者さんは劇中では役柄を生きていますので、出来上がった作品には役者さんの苦労は見えない。見えない苦労の末でき上がる作品。←何とな~~く
 Take your broken heart, make it into art.
が見えてきた(^^)ラストまできっちり話がつながっていることを押さえます。

結局、両方同じようなことを言っていて
①は役者ならトミーの言わんとする「特権」がわかる、作品を製作中の役者目線での言葉
②は役者目線からではなく、役者に対する外からの言葉
というのが私の解釈です。



「One more thing~」のブロックを和訳(意訳)すると

もう1つだけ言わせてください。
以前、撮影現場で突っ立って、泣き言を言っていた日がありました。役者というのは夕飯の時間が過ぎても仕事をしたり、長時間仕事をしたりしますよね。そんなようなことです。そのときトミー・リー・ジョーンズが泣き言を言っている私にこう言いました。「メリル、それこそが喜ばしい特権じゃないかな?役者ゆえの」。そう、、、その通りなんです。(トミーが私にしてくれたように)私たちはお互いに思い出させ合いましょう。演ずる苦労で得られる役者ならではの喜ばしい特権と演ずる相手の気持ちを理解した演技の責任を。そして私たちはみな、ハリウッドが今夜ここで称える仕事に誇りを持ちましょう。
親友として、愛する亡きレイア姫がかつて私に言った言葉です――折れた心を胸に、そこから芸術を成すのよ。

※キャリー・フィッシャーの声マネで言っているので「成してください」ではなく「成すのよ」の方がいいと思って変えました




「スピーチ原稿を読ませてもらうわね」と言って原稿に目をやるメリルの表情が震えていましたね。スピーチ慣れしているメリルがあんな表情をするのを初めて見ました。批判の集中砲火を浴びる覚悟をもって勇気ある名スピーチをしたメリルに拍手を――。

MerylStreep


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コメント

遅くなりました(^^;

ゆるりさん、こんにちは♪
まだ喉のイガイガが治らず、マスクとのど飴が欠かせませんが、なんとかやってます(^^ゞ
ご心配いただきありがとうございますm(__)m

さて、振って頂いたのに(笑)コメントが遅くなり申し訳ございません。
実は思ってもいなかったご質問で、ず~っと考えておりました(^_^;)

私のコメント:様々なサイトで和訳がされていて、それぞれ微妙にニュアンスが違うので軽い気持ちで質問したのですが、ゆるりさんでも難しかったんですね(^^;
「頑張って」訳していただき、ありがとうございました(*´▽`*)

私が見つけた和訳がこちら
『俳優になれるっていうだけでも、恵まれていると思わないか、メリル?』

『これって特権じゃないか、メリル。役者ってそういうもんだろう』

『メリル、役者でいられることだけですごい特権じゃない?』

『これは実に特権的なことだと思わないかい、メリル。ただ俳優であればいいなんて』

『メリル、俳優でいられるということは、なんて名誉なことだろうね』

どれが一番近いのかな~と思いつつ、トミーは何を言いたかったんだろうと(笑)

この場面(愚痴をこぼすメリルさんに対して)だけでの俳優業の特権なのか、あるいはこの場面のみならず「演じる」という俳優の職業自体に対して言っているのか・・・
すみません、分かりにくいですね(^^;
 
私は、普通の人ならあまり経験しないこと(ご飯も食べずに長時間仕事をする等)を我々俳優は経験できるんだから、ありがたいと思ったほうが得だよってトミーがメリルさんを慰めている場面に思えました。
トミーって何でも小難しく言うお方なので(笑)
すみません、私の妄想はこんな程度です( ̄∇ ̄*)ゞ

こんな記事が出てました。
ロバちゃん・・・優しい(* ̄∇ ̄*)

http://www.zimbio.com/Celebrity+News/articles/rEj3kE1oUrJ/Robert+De+Niro+Writes+Lovely+Letter+Support

長々と失礼しました(^^ゞ

Re: No title

Eveさんこんばんは

自分でいろいろ考えて、
ブログ記事に書くべきことと、コメントに書くべきことが混ざってる
ということが私の混乱の原因なんだとわかりました(笑)

いろいろありがとうございました(^^)
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プロフィール

Author:ゆるり
見る映画は映画全般ではなく、ほとんどメリル・ストリープ映画だけ。未見作品もまだまだありますが、映画の制作裏話やメリルのスピーチやトーク番組を紹介しています。

(注)最新情報をお届けすることはなく、ひたすら過去のことを書いています。英文や和訳は間違いだらけですので参考程度にお願いします。
(2015.9.14 ~)

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