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1990年 メリルの方向転換

2016/09/12 comment: 6

シー・デビル


※紹介動画なし
おそらくメリル・ストリープを語るうえで重要な年が1990年だと思います。1990年前後のメリルの出来事についてご紹介。『シー・デビル』の裏話も少し書いています。


メリル・ストリープが40歳を過ぎた1990年(前後)で大きな出来事が3つあります。
リスト(クリックでジャンプ)↓


 


①役柄の選択

‘78年にメリルが『ジュリア』の端役で映画デビューしてから最初の10年間は――舞台女優として活躍中にそのコメディ・センスは広く認知されていたにも関わらず、コメディへの映画出演は控えて、映画製作会社やエージェントがもとめるまじめなストーリーの映画に出演していました。

('87)『黄昏に燃えて』の汚れ役(ホームレス)
('88)『クライ・イン・ザ・ダーク』での嫌われ者

を経て、一番世間を驚かせたのは映画のポスターでもはっきりわかるコテコテのコメディ『シー・デビル』(’89)への出演です。

コメディエンヌとしての才能を知っている方々は驚かなかったようですが、それまでの出演映画は文学作品や人間ドラマといった内容だったので、このコメディへの出演に世間はびっくり。これまでにも「コメディタッチ」の映画はありましたが、これが初めてのコメディ出演作です。
ちなみにロバート・デ・ニーロも、ロバート・レッドフォードもメリルとコメディがしたいと共演後に発言しています。また、共演者の方々が必ず言うのは「彼女はとってもFunny」です(笑)

MerylStreep



この頃の(40歳近い)メリルに来るオファーが実際どういうものだったのかはわかりません。40歳になった途端、魔女役のオファーが年に3本もあったとも言っていましたし、オファー自体(40代の女優へと)少し変わり始めていたのかもしれません。

メリルは「コメディエンヌが急にまじめなストーリーの役をしても誰もすぐにはそれについていけない」のようなことを語っています(みんなオチがあるかと期待してしまうということかな)。コメディエンヌとして地位を確立してしまうと後が難しいからと敢えて避けていたのか、、、どうかは、わかりませんが(笑)ちなみに魔女役は60歳を過ぎてから解禁していました。年老いた魔女の役は自分が年をとってから。

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②公の場での発言

1990年SAGでメリルは映画での中年女性の役柄の不足について言及しました。おそらく、これがメリルにとっては初めての物議を醸す「公」での発言だと思います。

1990年は『プリティ・ウーマン』のジュリア・ロバーツがゴールデン・グローブを受賞しました。この映画はお金持ちの男性によってひとりの娼婦が洗練された美しい女性に変身し、すったもんだの末その男性が迎えに来るというシンデレラ・ストーリー。最近でもウォルト・ディズニーの作るストーリー(シンデレラ)への批判をし物議を醸していました。

女性は「若く」「美しく」そして「白馬に乗った王子様を待つ」女性だけではない。お金持ちの好青年ではなく身近な人だっていい。そう考えると『プラダを着た悪魔』や『イントゥ・ザ・ウッズ』は、メリルの出演映画(役柄)の選択としてうなずけます。

他にもウッディ・アレンに対しての発言など、たまにその発言が今の言葉で言うなら「炎上」しています(メリル自身はブログやSNSはしていませんが)。

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③エージェントの解雇

『日の名残り』(The Remains of the Day)('93年)
はじめはメリル・ストリープジェレミー・アイアンズがキャストされていたのですが、台本の読み合わせで「この2人では何か違う…」と判断したマイク・ニコルズ監督。結局、監督の仕事は別の方に譲り(自分は制作へ)、エマ・トンプソンアンソニー・ホプキンス主演で制作されたそうです。

このときに直接メリルに言えなかったマイク・ニコルズ。メリルのエージェント(サム・コーン)は当時マイク・ニコルズのエージェントでもあった方ですが、サムもメリルに直接言わず、裏で何やらあったみたいです。
何でしょ??誰も当事者は多くを語らないので謎なんですが(笑)監督を降りたことでしょうか…?

メリルにとってかなりショックなことが裏で行われたようで、’91年そのエージェントを解雇して別の人と契約を交わしたようです。ただ、数年後には両方の男性(マイク、サム)と良好なつきあいに戻ったそうです(2人とも近年他界されています)。実際マイク・ニコルズ監督とは、お互いの名誉賞でトリビュート・スピーチのトップを飾ったりプレゼンターをしたりと、メリルとデ・ニーロの関係と同じく、強い信頼関係が見てとれます。

『シーデビル』の後しばらくコメディが続き、ブラック・コメディ『永遠に美しく…』('92)は大ヒット。そのあと
 ('93)『愛と精霊の家』
 ('94)『激流』
 ('95)『マディソン郡の橋』
に出演ます。

映画制作は数年かかるのでそのことを考慮すると、エージェントを変えたことも出演作品に多少影響があったのかもしれません。


上記リストへもどる


ここでマイク・ニコルズ監督へのトリビュート・スピーチをご紹介~しようと思っていたのですが、長くなりますし(時間が足りなかったともいうw)次回にします。いつも長いんですけどね。

関連記事:
マイク・ニコルズ監督へのトリビュート
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コメント

初めまして!

ゆるりさん、初めまして!
「The Jones Gazette」のEveと申します i-228
ゆるりさんが夏休みに入られる直前に貴サイトを知りました。ご挨拶しようと思っていたら夏休みに・・(笑)

メリル・ストリープさん大好きです i-237
「31年目の夫婦げんか」を始め、過去記事を読ませていただきましたが、感心するばかり。
私はトミーの他にロバート・デ・ニーロさんや、アル・パチーノ、ジャック・ニコルソンさんが大好きでAFIの動画は観ていたのですが、イマイチ意味が・・i-229
アメリカ俳優のファンサイトをやっているのにもかかわらず英語が苦手で、動画や記事のリンクしか載せることができない私には「ほぉ~すごい・・」しか出ません(笑)
羨ましい限り i-189

画像で勝負の拙ブログ i-278
メリルさんの画像もたくさんありますので、よろしかったら覗いてみてくださいね i-228

最後になりましたが、ブログ開設1周年おめでとうございます i-199

Re: 初めまして!

Eveさんはじめまして。
Eveさんはトミー・リー・ジョーンズ様ご贔屓なんですね。先ほどEveさんのサイトへも寄らせていただきました(^^)楽しいサイトで写真も満載で、私にはお初で新鮮で刺激的なトミーさまがいっぱいw また寄らせていただきます♪

トミーさまが宿泊中の京都の老舗旅館が火事になったことがあったと思うんですが、偶然旅行で行っていてその近くを歩いていたので騒ぎは知っていたんですが、後からそんな話を聞いてちょっと損した気分でした(笑)トミー様が本当にその時泊まっていたかはわからないんですが、よく利用する旅館みたいですね。

英語については私も苦手で(^^;)気合いを入れないで聞いたら、ただの音状態(笑)記載した英文がはじめから全部聞き取れているわけではなく、すごい虫食い状態で(笑)後から穴埋め(単語を探し回って)UPしています。なので間違いも多いですし(和訳も)話半分でw

そう言えばブログ1年目だと自分ですっかり忘れていたので、思いがけずメッセージいただいてうれしかったです。ありがとうございました。

No title

ゆるりさん、こんばんは♪
拙ブログにご訪問いただきありがとうございます(#^^#)

京都の老舗旅館・・・俵屋さんですね。『偶然そこに宿泊していたトミーが、消火後には「火事が消えたのならあの部屋に戻りたい」と言い出し、周囲を困惑させたという逸話もある』そうです。
おそばにいらしてたなんて羨ましい!(≧∇≦)

英語が苦手なんて・・・(^^;書き起こせるということだけでも私には尊敬ものです。
ゆるりさんのように和訳ができたら、うちのブログも充実するんですが(^_^;)

ゆるりさんのブログを、ぜひリンクさせて頂きたいのですがよろしいでしょうか(#^^#)
よろしくお願いいたしますm(__)m

Re: No title

Eveさんこんばんは
トミーさんと一緒の空気を吸った吸ったかも~(//▽//)のゆるりです
お返事が遅くなって申し訳ございません

リンクの件、ベテランのEveさんからお声をかけていただいてとても恐縮しています(_ _)ゞ
こちらからもリンクの設定をさせていただこうと思っています

どうぞよろしくお願いします

ありがとうございます!

ゆるりさん、こんばんは♪

リンクの件ありがとうございます(#^^#)
早速設定させていただきました。
相互リンク・・こちらこそ
どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

Re: ありがとうございます!

Eveさんこんばんは
早速ありがとうございます(^^)

ブログのことがイマイチわかっていないところがあって
失礼もあるかと思いますが何卒よろしくお願いします
非公開コメント

プロフィール

Author:ゆるり
見る映画は映画全般ではなく、ほとんどメリル・ストリープ映画だけ。未見作品もまだまだありますが、映画の制作裏話やメリルのスピーチやトーク番組を紹介しています。

(注)最新情報をお届けすることはなく、ひたすら過去のことを書いています。英文や和訳は間違いだらけですので参考程度にお願いします。
(2015.9.14 ~)

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